Maxthon

Maxthon

配布元:Maxthon Browser
解説(日本語化パックもこちら)

外国産IEコンポーネントタブブラウザの一番の有名どころ。旧MyIE2。今の名前、僕はマクストンと読んでます。
オリジナルでは中国語と英語にしか対応していませんが、
タブブラウザ推奨委員会のめるてぃさんが直々に日本語化パックを作っておられます。よって日本語でも使用は可能。
ただこういうステップがあるというのが既に敬遠要因になっていますが。
機能は豊富で、IE拡張ツールバーに対応していたり、ページ内広告のブロックも可能だったりします。
また、ブラウザそのものの見た目、すなわちスキンの変更も自由度高し。そんなに気にしないけども。(苦笑)
ただし結局、僕の中では今ひとつ。ていうか機能以外の問題点もあったりするので。

長所
・ポップアップは自動抑止。要求したものだけを開かせることが可能
・設定によってはページ内広告のブロックも可能
・IE拡張ツールバーに対応
・お気に入りはIE互換。このブラウザの場合は当然というべきか
・プロキシはIEとは別に、しかも複数設定可能
・スーパードラッグ&ドロップ機能
(ページ内で選択した文字列(単語)を好きな場所にドラッグ&ドロップで即検索可能。リンクの場合は新規窓で開く)
RSSリーダーをはじめとしたプラグインを多数内蔵、また後から追加も可能
・自動アップデート機能付きなのでバージョンアップが楽

短所
・マウスジェスチャーは装備しているが、マウスを動かす方向は1操作につき3つまでしか割り当てられない(個人的には4つまでがいい)
・ページ内広告ブロック機能は実はあまり役に立たない(画像は消せるけど画像のスペースは残ったまま……)
・Geckoエンジンを使用可能らしいが、やり方を理解するためには英語力が激しく必要
・最初に起動する前に、指示に従って日本語化パックを入れておかないといけない
・するとその最初の起動のときに途中で「寄付お願いします」というウィンドウが出るが、書かれている文章がムカつく(爆)
・↑のようなことを書いたらめるてぃさんは「もう年だな」と仰られた(何)
・DLの際にフルコンボバージョンと最低構成バージョンがあるが、前者はDLサイズが大きく(4MB)、後者は使えない機能が出てくる
(最低構成バージョンだと例えばRSSリーダーが使えない)

短所の5番目について。
Lunascapeと同様に、製作者さんはMaxthonを使っている人に寄付を募っている模様。
これの製作にはそれなりにお金がかかっているようです。
しかし、日本語化した後に起動させて、いくつか出るウィンドウを、指示に従った操作をした上で閉じて先に進んでいくと、
やがて現れる『寄付お願いします』のウィンドウ。
文面の最後のほうに、こんな風に書かれていました。

『わたしとあなた ともだち。あなた おかね くれないと わたし すごく困る!』

『あなた わたしに くび つれ いいませんよね?』

純粋にこういう訳なのかめるてぃさんのイタズラなのかわからねえ。
ド○クエ3ですか。

今はわりと寄付の文言には抵抗ないですが。
でも細かいところで使い勝手が厳しいな、と。特にマウス関係。
しかもそのマウス関係、同じ外国産で、かつMaxthonを意識しすぎだといわれているらしい、
後述のGreenBrowserの方が充実していたりします(マウスジェスチャー、スーパードラッグ&ドロップ共に)。
確かに便利ですが、わざわざ日本語化の手間を踏んでまで使う必要性には疑問。
それでも、アップデートは盛んなようなので、今後も頑張っていってほしいものです。

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