GreenBrowser

GreenBrowser

配布元:http://www.morequick.com/indexen.htm 日本語化パック配布ページ
解説

Maxthonにとても似ているという噂がそこかしこで聞かれる、外国産タブブラウザ。
ただし、Maxthonより多機能で、しかも軽量、さらには日本語版が最初から用意されていたりと、いいことずくめ。
またMaxthonのプラグインにも対応している模様。ってこっち方面はよくわかりませんが(爆)。
あとはMaxthonと同じくスキンの変更も自由度高し。これもそんなに気にしないけども。(苦笑)
結構、使いやすい部類に入るのではと思います。IEから乗り換えてそんなに戸惑わないと思いますし。
ただし、ところどころにクセの強さというものもありますが(苦笑)。
あと、多機能と言われてはいますけど、僕としてはちょーっと機能不足かなと思いました。

長所
・ポップアップは自動抑止。要求したものだけ開かせることが可能
・ページ内広告のブロックも可能……らしい
・かなり軽量
・プロキシはIEとは別に、しかも複数設定可能。Webプロキシ、翻訳プロキシ、プロキシサーバーと分かれている
・アプリケーションの最小化時、タスクトレイに収納させる設定が可能
・お気に入りはIE互換
・マウスジェスチャーは方向割り当て、機能割り当て共に自由度が拡大した(ただし機能割り当ては見づらいか)
・FTPのURLをIEで開いてダウンロードという操作が可能
・マウスドラッグが非常に便利。選択した画像、リンク、テキストに対しての動作を割り当て可能
(主に選択したリンクをアクティブで開いたり非アクティブ(バックグラウンド)で開いたり)
(テキストについては『ジャンプURLで開く』で文字列がURLの時は開き、単語などの場合は検索したり)
(また選択範囲内の複数リンクをまとめて開く動作もマウスドラッグで容易に可能)

短所
・ページ内広告ブロックは実はあまり役に立たない(広告画像は消せたけどスペース残ってるYO!)
・デフォルトでは何故か画面の中途半端な位置にアイコンが出る(メニューバーの「ツール」→「モニター」のチェックをオフにすると消せる)
・リンク上ホイールクリックで新規ページを開く動作が、フレーム使用のページだと利かない(上記『マウスドラッグ』で代替可能)
・DLページには最初から日本語化されているものもあるが、最新版は起動する前に日本語化パックを入れないといけない

しばらく見ていない間に、操作性が非常に向上しておりました。特にマウスジェスチャーは自由度が飛躍的に向上。
ただし、割り当てが若干ややこしいのがネックでしょうか。
まず新規ボタンを押し、それから方向割り当てを行い、次に機能割り当てを行い、そして挿入ボタンを押して割り当て完了、なのですが。
機能割り当てにおいて、ほぼすべてのメニューが1つのプルダウンに収納されているため、非常に見づらいです。
せめてDonutPやSleipnirのように、プルダウンメニューを2つ用意しておくだけでも、かなり違うと思うのですが。
しかし、一方で国産よりもかなり気持ちのいい操作性を実現するのが、マウスドラッグ機能。
長所で説明しているとおりですが、左ボタンのドラッグだけで、かなりいろいろなことが出来てしまったりします。
しかも選択した画像・リンク・テキストそれぞれに、上下左右に動かしたときに応じた4通り(計12通り)の操作を割り当てられるので、
画像やリンクを新しい窓で表示させたり、リンクになっていないURL文字列を開いたり、ページ内の単語を検索しようと思った際に、非常に便利。
おそらく操作の簡便性および利便性では、国産のものを差し置いて初心者向けとして優秀なものであると思うのです……が、
問題は導入が面倒な事と、デフォルト設定の奇妙さです。短所の2番目なんですが、これが実に浮いて見えること。
さらに、日本語化という作業も最初に行わなければならないのが、外国産ゆえの悲しいところでありましょうか。
しかしながら、今では機能面や操作性はかなり良好なので、一度は使ってみると良いという感じのブラウザです。

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