このブラウザの作られ方は、IE系のものと似ています。あるブラウザを母体とし、より便利な機能を加えたもの。
IE系との違いは、その母体となるものがIEではなくネスケ系だということです。
ネスケ系、と言いましたが厳密にはMozilla・及びNetscape７に使われているGeckoエンジン。
よって、Syleraの使用にはMozilla、またはNetscape７がインストールされている必要があります。
一旦使えるようになれば、その操作感は非常に快適です。よって現在、DonutRAPTと並んで使用中。
長所
・IE系のセキュリティホールとは無縁。Netscape・Mozilla内のGeckoエンジンを使用。
・タブブラウザでの便利機能は選択範囲ソース以外網羅
・NetscapeやMozillaを母体にしているとは信じられないほど軽い
（もともとGeckoエンジンはIEのものより小型高速らしいが……）
・ツールバーアイコンや見た目（スキン）のカスタマイズは多様
・アドレスバーは検索バーもかねている
（検索するときは語を入れて右の「検索」を押すべし）
・タスクトレイ常駐モードがいい感じ
・プロキシはIE、Netscapeなどとは完全に独立して設定可能
・キャレットブラウズという機能により、キーボードでも文字選択が可能になった
（やり方：シフトキーを押しながらカーソルキーを動かし続けると可能）
・Netscape系でありながらこの使い勝手の良さというのは驚異（爆）
短所
・MozillaまたはNetscape７をインストールする必要あり。結果として、必要とする容量がデカイ
・使えるようにするまでの手順は非常に面倒
・カスタマイズ方法も妙に特殊で面倒。マニュアルとにらめっこしながら頑張るべし。
・それらのややこしさのために僕が設定を上手く出来ていないせいか、ところどころに不具合あり
（↑もっとも、普通にブラウジングする分には特に大きな問題とはならないが）
・独自ブックマーク（しおり）。IEお気に入りのインポートはできなくはないが、上手くいかない
（結局僕はインポートせず手動で設定した）
・これらの理由から、タブブラウザ初心者にはまったくお勧めできない
・ポップアップ抑止の設定が若干弱い
・各種バーの位置は固定（自由に動かせない）
・リンクや選択文字列をアドレスバーにドラッグ＆ドロップといった操作はできない
・全画面表示は出来ない（が、もともとの表示領域は広いので大した問題ではないはず）
・タブの最大数の制限はできない（←ブラウザクラッシュ＝無限大タブオープンに弱い）
長所は非常に魅力的なのですが、短所も非常に多いブラウザ。敷居が高いとでも言いましょうか。
しかしながらその敷居を乗り越えさえすれば、使い心地は非常にウッヒョ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ ！！！！！なのです。
使い始めはそれこそイッてしまいそうなほどの快感を得ていたような気が。（危ない）
自分で考える以上に、Netscape系の画面で快適にブラウジングすることというのは嬉しい出来事だったらしいです。（笑）
Geckoエンジンで気持ちよくネットサーフィンがしたいという人は是非。
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