配布元：
Mozilla
Japan
解説
IEに対抗して作られたものの、アプリケーションとして重すぎることが問題となり、
さらにはMacintoshにおいて「Safari」が登場したことにより、Mozillaは見直されることになります。
その見直し研究の中で生まれたブラウザです。
Geckoエンジンを使用していながら、Mozillaに比べて非常に軽量であることを売りとします。
以下、長所短所。
長所
・IEのセキュリティホールとは無縁。Geckoエンジンを使って動く
・Mozillaのブラウジング機能をつきつめ、余計なものを省いているため、Mozillaに比べて動作も容量も非常に軽い
・スキンの変更、機能拡張など、多用なカスタマイズが可能（というか、機能拡張は必須）
・拡張・テーマ・Firefox本体にバージョンアップがあると、通知・自動アップデートが可能
・RSSをお気に入り感覚で使えるライブブックマーク機能が秀逸
短所
・独自ブックマーク（IEお気に入りはインストール時自動インポート）
・デフォルトでは機能が弱い。ていうか機能拡張してやらないとタブブラウザとして使いにくい
・機能拡張を入れたあと、いちいち再起動が必要
・以上の理由からあまり初心者向けではないかも
最初、「デフォルトでは機能が弱い」という短所が目に付いて、見向きもしなかったのですが。
機能拡張が充実していて、その中から欲しかった機能を入れてやることで、
結果として、かなり使い勝手の良いブラウザになりました。
・TabMix日本語版（タブバー、タブ周りの機能強化）（必須）
・All-in-OneGesture日本語版（マウスジェスチャー機能付加）
・CompactMenu（「ファイル」「編集」などのメニューをプルダウンにして収納。上記画像参照）※
・ResizeSearchBox（検索バーの横幅を自由自在に変更可能に）※
・SuperDragAndGo日本語版（ページ上のリンクやURL文字列を新タブで開き、単語文字列ならweb検索）
・All-in-OneSearchButton日本語版（ハイライト機能の追加など、検索機能の強化）※
・QuickPrefs日本語版（セキュリティの設定変更をツールバーボタン上から可能に）※
※インストール→再起動後、ツールバー領域右クリック→「カスタマイズ」で表示されるツールバーボタンリストに、
新たなツールバーボタンとして追加される形になります。
本当はもっとたくさん入れてたりしますが、お勧めは今のところ以上のもの。
中でもTabMixは重要な拡張なので、これ１つだけでも入れておくことを猛烈に推奨します。
これらの拡張機能をインストールするときは、配布ページへは必ずFirefoxを使って飛んでいってください。
他のブラウザから入れようとしても手順がややこしいだけですよ。（苦笑）
また、短所の３番目が若干問題なので、機能拡張をするときは、
欲しい機能を探して、一通り入れてから再起動とすると効率がいいと思います。
ああ、解説ではあまり触れてませんが、これはテーマについても同じです。
テーマについては個人的お勧めはLittleFirefoxまたはMicroFirefox。
どちらも表示領域が広くなるので好んでいます。
他にもたくさんテーマが用意されていますので、お好みのものをどうぞ。
そんな感じで、最初の状態は非常にシンプルで、各種拡張やテーマで自分好みの仕様にできる。
それが現在のFirefoxの一番の売りだと言われています。
最もＩＥからの乗り換えブラウザとして世間では勧められているので、一度使ってみてはいかがでしょう？
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