DonutQ

DonutQ

配布元:Donut RAPT 配布所
解説

使ってみた感じは、今思い起こすとDonutRAPTの軽量版と言った感じ。
ていうか、順序的にはDonutRAPTよりこっちの方が先だったりするんですよねー(苦笑)。
確か最初に見た説明では、DonutLの高速化・機能拡張版と言われていたと思いますが。
ちなみにLは余計な機能を省き、軽量化・高速化に重きを置いているそうですが、
検索バーが無いのがマイナスポイントとされていたようです。
その要望に応えるような形で作られたのがこのQ。……で、いいのかなぁ(苦笑)
軽さについてはLに劣るものの、高速化という点ではLに勝る、ということです。それでいて多機能。
これらのことから、「Lが霞んでしまう」とのコメントも聞かれています(笑)。
具体的には、LにはなくてQにあるものの代表としては、検索バーとマウスジェスチャーがそれにあたります。
他にもいろいろと。ていうかマウスジェスチャーなどは「タブブラウザでの便利な機能」で説明しているので、
長所で書く際は、軽量ものであるにも関わらず、消去法で行ったほうが早いかもしれない(苦笑)。
というわけでここから要点解説。

長所
・タブブラウザでの便利機能はリンク抽出以外網羅
・高速性重視
・お気に入りはIEと互換性を持つ
(エクスプローラーバー上右クリック「Donut拡張プロパティ」からセキュリティ拡張設定可能)
・全画面表示時にタスクバーが隠れない
・アンカータグ作成機能(DonutRAPT、Lと同じ)
・別途アプリMGEdit使用により、マウスジェスチャーのカスタマイズが非常に容易になった

短所
・プロキシはIEに依存(IEで設定してやらないといけない)
・高速だが、それゆえにメモリ消費量はデカイ

機能の面では非常にバランスが良く、作者のRAPT氏がcabファイル形式を好んでいるにも関わらずzip形式で配布されているので、
導入のしやすさではトップクラスのタブブラウザであると思います。
機能の面では、DonutRAPTと同様にIE互換お気に入りでありながらセキュリティ設定が可能だったり、
検索バーやマウスジェスチャーを装備していたり。
特にマウスジェスチャーは、以前は設定についてはMouse.iniを直接編集する必要がありましたが、
MGEditを利用する事により、それまでの課題であったマウスジェスチャー設定の難しさがクリアされ、革命的に使いやすくなりました。

しかしながら、DonutQの最大の特徴は、動作速度の快速ぶりにあります。
もともとそれを重視して作られているようで、ロースペックパソコンで試した場合はそれが顕著に現れるそうな。
ただしそれゆえにメモリ消費量が大きくなりがちだということも、RAPT氏から言われています。
(メモリ消費量においてはタブブラウザの中では大きくなるものの、IEを使うよりはやはりはるかに良いですが)
Windows98を使われている方に対して、基本的にはL、余裕があればこのQを勧めたい、そんな感じです。

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