配布元:Donutカスタム所
解説
2番目に使い始めたタブブラウザ。
後で知ったのですが、このDonutPはタブブラウザ御三家の1つとして数えられているそうです。
って、いきなりこんな例え持ってきてもなんのこっちゃと思われるかもしれませんが、要はメジャータブブラウザの1つということで。
このブラウザの場合、多機能でありながら、素直にIEから乗り換えてもあまり操作に迷わないということが最大の強みです。
多機能ではありますが、カスタマイズをあまり多く行うことなく使いこなせるようになりますよ、と言うべきでしょうか。
初心者にもお勧めでありながら、使い込むことも可能なブラウザ、とも言えるでしょう。
僕はそんなに多機能性を求めなかったので、しばらくして乗り換えましたが(笑)。
長所
・タブブラウザでの便利機能はリンク抽出以外網羅
・プラグイン(「ツール」→「Donutオプション」より)にて機能拡張可能
・上記機能を利用することでIEツールバー使用可能(非公式版はGoogleツールバーのみ)(ただしどちらも挙動はおかしい)
・プロキシをIEとは別に、しかも複数設定・ランダム切り替え可能
(注・設定は複数できますが、動作するのは1つだけ)
・お気に入りはIEと互換性を持つ
・全画面表示時の各種バーの表示・非表示の設定が可能
短所
・リンク抽出が無い
(ただしプラグイン機能拡張によって後から追加することは可能。unDonut配布ページにて)
・ツールバーの固定ができない(これも機能拡張が可能。上記同様のページにて入手可能)
・Donut系ではもっとも重い
・デフォルトのツールバーアイコンが足りてない(Library→ツールバー『XP風ツールバー』をDL・解凍し、上書きすべし)
・exeファイル実行の前に、同梱の「DonutP.API登録.bat」を実行しておく必要がある
国産タブブラウザの中では多機能かつ安定しているということでトップクラスの部類に入るのですが、
作者さんが忙しいのか、長い間更新がありません。
それにたまりかねたのか、別の方がDonutPのソースを元に機能拡張したものを作り上げられました。
現在そちらはunDonutとして、完全ではないにしろ独立し、現行で更新が進んでいます。
しかしunDonutはDonutPよりも多機能であるものの、導入が面倒、バグが多いなどの問題もあります。
反対に言うと、機能面で劣ってはいても、DonutPは導入がしやすいことが挙げられます。
それでも、ツールバーアイコンを入れ替える必要がある、batファイルを先に実行する必要があるなど、
前段階が存在する時点で少々面倒だともいえますが。
しかしながら多機能かつスタンダードな使い勝手を有するため、勧めやすいブラウザであります。導入の際にはぜひ。
で、機能的に物足りなさを感じる人は、unDonutの移行を考えるのも悪くないと思います。
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